【Slack】のスタンプを大きくしてみた
ご飯大盛りを禁止にしました、ひろろです。
ちょっと前に「Slackの絵文字をスタンプにする」という記事を見かけ、気になってはいたもののなかなかやれていなかったというかメモをとる時間がなかったというか。
やっとやれたので設定した流れを書いて行きたいと思います。
GitHubにソースコードが上がっていたので、そちらを参考にしました。
簡単に説明するとHeroku
のクラウドサービスを利用して、slamp
をWebサービスとしてデプロイし、そちらをSlack
のアプリケーションに追加して利用する。って感じです。
30分もあれば導入できるので、興味があればちょっと空いた時間などにやってみてください。
所感
Slackのスタンプは大きい方が楽しいです。 これに尽きます。
それではやっていきましょう。
前提条件
- Herokuのアカウント
- Slackのワークスペース
Herokuのアカウントは無料プランで問題ないです。 が、デプロイ時にクレジット情報が必要となります。
プランを変えない限り料金は掛からないので安心して大丈夫です。
Slackは割愛。
GitHubのReadme
に記載されている流れで書いていきます。
Deploy to Heroku
Deploy to Heroku
でSlamp
をデプロイします。
変数 | 値 |
---|---|
App Name | 任意(グローバルでユニークな必要あり) |
Config Vars | とりあえずは適当に「hoge」とかで大丈夫です。後で更新します。 |
入力が完了したら、Deploy App
でデプロイします。
しばらくすると、デプロイが完了するのでManage App
でアプリケーションの詳細を開きます。
画面右上のOpen App
でWebページが開くのでURLを控えておきます。後で使うので。
https://{アプリケーション名}.herokuapp.com/
Slackの設定
次はSlack
アプリの作成です。
上記に移動し、Create New App
でアプリ作成の準備を始めます。
変数 | 値 |
---|---|
App Name | 任意 |
Development Slack Team | インストールするワークスペースを設定 |
Create App
コマンドの設定
アプリケーションを作成したら、
Settings < Basic Information < Add features and functionality
から、Slach Commnds
を作成します。
コマンドを新規に作成するので、Create New Command
各項目は以下のように設定します。
変数 | 値 |
---|---|
Request URL | 先ほど控えたアプリケーションのURL |
設定は任意ですが、スラッシュコマンドで使用するので、Command
は/stamp
などにしておくといいです。
ワークスペースにアプリケーションを追加
項目への入力が完了したら、保存して、
Settings < Basic Information
から、Install App to Workspace
でワークスペースにアプリケーションを追加します。
追加が完了したら、次は認証と権限の設定にいきます。
認証・権限周りの設定
Feature < OAuth & Permissions
に、移動してAdd New Redirect URL
でURLを追加します。
変数 | 値 |
---|---|
Redirect URL | {HerokuアプリのURL}/auth |
https
ではなくhttp
を指定しないといけないので注意してください。
次に権限のScopes
を下記のように設定していきます。
Select Permission Scopes
から下記を選択し、内容を設定します。
Permission | 値 |
---|---|
Send message as user | chat:write:user |
Access the workspace's emoji | emoji:read |
Herokuの環境変数を設定
Settings < Basic Information < App Credintials
使用する変数は下記3つなので控えておきます。
client id
client secret
verification token
Heroku < Settings < Reveal Config Vars
へ移動します。
上記の変数に先ほど控えたClient ID
やらが出てくるので変更します。
Slackでコマンドを試す
/stamp :emoji:
初めてコマンドを叩くと、ユーザ認証を促されるので表示されるリンク先で認証します。
Sign in with Slack
Install
ここでOAuth Error
とかで返ってくる場合は、Slack
のRedirect URL
とからへんが間違っているかもしれないので、ご確認ください。
認証が通れば作業は完了となります。
まとめ
Slack
のスタンプを大きくする方法については以上になります。
時間にしてもそれほど掛からないので、たまにはSlackだけでもはっちゃけてみようとか思った人は追加してみてください。
では、よいSlack ライフを!